AIチャットボット「ChatGPT」を活用したITツール開発費用に使える補助金は? - みんなの補助金コンシェルジュ

AIチャットボット「ChatGPT」を活用したITツール開発費用に使える補助金は?

今話題のAIチャットボット「ChatGPT」。 まるで人間が書いたような自然な文章に注目が集まっています。 「ChatGPT」の活用で、スマホアプリ開発が劇的に効率的になり、生産性アップが期待できます! 本コラムでは、「ChatGPT」の有料版の導入に「IT導入補助金」が使えるか、令和5年度の「IT導入補助金」の変更点、「ChatGPT」を使ったITツール開発に使える補助金などを解説します。 「ChatGPT」の活用をご検討中の事業者さまはぜひご覧ください。

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「IT導入補助金」令和5年度(2023年度)はどうなる?

令和5年度(2023年度)の「IT導入補助金」では、次のような変更点があります。

  • (1) インボイス対応に必要なITツール導入促進のため、クラウド利用料(2年分)やハード(PC等)購入の補助対象化、補助率引上げ(1/2→2/3~3/4)を継続(デジタル化基盤導入枠)
  • (2) 安価なツール導入も支援するため、補助下限額(5万円)を撤廃

(1)についての補足ですが、現在「通常枠」で補助対象になっているクラウド利用料は1年分の利用料までです。
これが令和5年度より最大2年分のクラウド利用料が補助対象となります。
 
また、(2)に関してもですが、現在「通常枠」(A類型)の補助率は1/2、補助下限額が30万円です。
つまり、「通常枠」(A類型)を活用するためには最低でも60万円(30万円÷1/2)以上のITツールを導入する必要であるということです。
来年度から補助下限額が5万円になることで、10万円(5万円÷1/2)以上のITツールの導入で「通常枠」(A類型)の活用が可能に。
補助下限額が引き下げられれば、導入するITツールの幅が広がります。
令和5年度から「IT導入補助金」がより活用しやすくなると言えます!

【2023年度】「IT導入補助金」の変更点とインボイス対応に補助金を活用する方法
令和4年度補正予算案に関する案内
【閣議決定】令和5年度も事業再構築補助金は継続!変更点は?

「ChatGPT」の導入に「IT導入補助金」は使える?

「ChatGPT」は現在無料で使えますが、レスポンス時間が短いなどの特長がある「ChatGPT Plus」は有料です。
※利用料金は月額20ドル。日本円で約2,700円。(2023年3月2日現在)
 
「ChatGPT Plus」の導入費用に「IT導入補助金」は使えるのでしょうか?
「ChatGPT Plus」単体での申請はできませんが(2023年3月2日現在)、「ChatGPT Plus」を利用したアプリケーション開発が行われ、IT導入補助金」のITツール登録されば使用可能になります!
すでにITツールに登録されているAIチャットボットもあるので、今後「ChatGPT Plus」の登録も期待できそうです。
「IT導入補助金」公式サイト

「ChatGPT」を使ってITツールを開発できる!

「ChatGPT」の活用によって、より効率的にスマホのアプリ開発ができるようになります。
すでに実例もあります。
Flutterを用いたスマホアプリ開発を手がける株式会社スニフアウトは、「ChatGPT」にアプリ開発のソースコードを書かせるための100以上の独自プロンプトを集めた「FlutterPrompts」をリリース。
これにより、シンプルなスマホアプリであれば最短1週間でフロントの実装を完了することが可能になりました。
出典:「AERA」

「ChatGPT」を使ったアプリ開発に使える補助金は?

「ChatGPT」を活用してアプリ開発をする場合、以下の補助金が使える可能性があります。

「ものづくり補助金」

中小企業等による生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資を支援する補助金です。
「ものづくり補助金」公式サイト

「事業再構築補助金」

ポストコロナ・ウィズコロナ時代の経済社会の変化に対応するために中小企業が取り組む事業再構築を支援する補助金です。
「事業再構築補助金」公式サイト
【令和4年度最後】事業再構築補助金「第9回公募」の申請開始!いつからいつまで

「小規模事業者持続化補助金」

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者などが今後直面する制度変更などに対応するために取り組む販路開拓などに必要な経費の一部を補助してもらえる補助金です。
※「今後直面する制度変更」とは、たとえば働き方改革や被保険者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入などを指します。
「小規模事業者持続化補助金」公式サイト

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