【2024年も継続】電気自動車(CEV)補助金はいつまで?補助金を最大限活用する方法

お金と電気自動車
電気自動車の購入でもらえる補助金は?「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」などの対象者や対象の車、最大限補助金を活用する方法をご紹介します!

このコラムはこんな人におすすめ!

・電気自動車を安く購入したい

・電気自動車の補助金について知りたい

・地方自治体の電気自動車の補助金が知りたい

・2024年以降の電気自動車補助金について興味がある人

補助金・助成金のご相談

目次

国の電気自動車補助金「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」とは

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)」とは、その名の通り、電気自動車などのクリーンエネルギーを使う自動車の購入時に支払う費用の一部を国より補助してもらえる制度です。

車が動くことで出るガスの約2割が、日本の環境に影響を与える二酸化炭素です。

そのなかで、自動車が占める割合は約9割。これからの時代、私たちが利用する車が地球にやさしいものになることが重要視されています。

政府は、2050年には、車が出す二酸化炭素をゼロにすることを(カーボンニュートラル)目標としています。

そのために、電気自動車や燃料電池自動車など、地球にやさしいクリーンエネルギーを使う車を早く普及させようとしており、まずは2035年までに乗用車新車販売で電動車100%とすることこれからの目標としています。

その目標の実現に向け、この補助金が創設されました。

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象者は?

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象者は、電気自動車など対象車を購入する個人、法人、地方公共団体等

個人事業主や法人も使える?

この補助金は個人、会社、自治体などが新しい車を購入する際に利用でき、リース契約にも適用されます。

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の補助の対象となる車両

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の対象となる車両は以下です。

電気自動車一覧
※クリーンディーゼル車は、令和5年4月1日以降の新車新規登録(新車新規届出)は対象外となります。

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の補助額と基準

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の補助額は以下の表をご覧ください。

車別令和4年度補正予算事業
ベース条件付き
EV上限65万円上限85万円
小型・軽EV上限45万円上限55万円
PHEV上限45万円上限55万円
FCV上限230万円上限255万円
超小型モビリティ定額25万円(個人)、定額35万円(サービスユース)定額35万円(個人)、定額45万円(サービスユース)
ミニカー定額20万円(個人)、定額30万円(サービスユース)定額30万円(個人)、定額40万円(サービスユース)

補助金額のベースは、上記の表の通りですが、以下の条件を満たす車両の場合は、補助額が上がります。

条件

A.車載コンセント(1500W/AC100V)から電力を取り出せる給電機能がある車両
B.外部給電器やV2H 充放電設備を経由して電力を取り出すことができる車両(外部給電機能としてのV2X対応)
C. 省エネ法トップランナー制度の2030年度燃費基準の対象となる車両(型式指定自動車)

また、以下の表の通り、新車新規登録日や車別によっても必要とする条件は異なります。

適用車両と条件

新車新規登録日
(新車新規検査届出)
車別条件
令和4年11月8日~令和5年3月31日EV
小型・軽EV
PHEV
FCV
超小型モビリティ
ミニカー
外部給電機能 A or B を満たす場合
令和5年4月1日~令和6年2月1日EV
小型・軽EV
PHEV
外部給電機能 A or B を満たし、かつ、省エネ要件 C を満たす場合
FCV
超小型モビリティ
ミニカー
外部給電機能 A or B を満たす場合

【電動二輪、クリーンディーゼル車
 ※クリーンディーゼル車は、令和5年4月1日以降の新車新規登録(新車新規届出)は対象外となります。

新車新規登録日
(新車新規検査届出)
車別補助額
令和4年11月8日~令和5年3月31日電動二輪上限6万円(一種)、
上限12万円(二種)
クリーンディーゼル車
(2020年度基準達成かつ2030年度基準60%達成車のみ)
上限15万円
令和5年4月1日~令和6年2月1日電動二輪上限6万円(一種)、
上限12万円(二種)
クリーンディーゼル車対象外

※乗用自動車に限る。なお、小型・軽EVのうち、貨物自動車については、外部給電機能 A or B を満たす場合となる。

+本体価格が840万円以上の車両の場合

EV, PHEV, FCVについて、メーカー希望小売価格(税抜)が840万円以上の車両は、算定された補助額に価格係数0.8を乗じます。

どんな車にどのくらいの補助される?

車両や条件によって補助額が異なることを説明しましたが、具体的な補助のイメージとして、以下に車両別の例を挙げます。
※車両登録日がR5.04.01以降の場合

マツダMX-30 Rotary-EV
本体価格:約285万円~447万円
補助額:55万円

トヨタ プリウス PHV(新型)
本体価格:約375万円~331万円
補助額:55万円

レクサス UX 300e
本体価格:約572万円~577万円
補助額:85万円

補助対象車両ごとの補助額については、以下のページで一覧が載っています。

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の申請方法は?

「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の申請は、必要書類を用意し、オンライン申請、もしくは郵送で行います。

具体的な申請方法については、以下をご覧ください。

お住まいの自治体もチェック!補助金を最大活用して電気自動車補助金を購入する方法

地元自治体の提供する補助金について

上では、国が取り扱う補助金についてご紹介しましたが、地方自治体でも電気自動車などの購入が対象となる補助金があります。※補助金を行っていない自治体もあります。

要件によっては、「国の補助金(最大85万円)+お住いの自治体」の補助金が受けられる場合がありますので、ぜひチェックしておきましょう。

地方自治体が行う「電気自動車補助金」の一例

■北海道札幌市の電気自動車補助金※令和5年度は終了

■東京都の電気自動車補助金

■愛知県名古屋市の電気自動車補助金

■大阪府堺市の電気自動車補助金

■福岡県福岡市の電気自動車補助金

電気自動車の補助金はいつまで? 2024年以降はどうなる?

国の電気自動車補助金「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の令和5年度は現段階で、(2023年11月16日現在)申請受付中です。

受付終了の時期については、2023年11月15日に、補助金の残高状況と終了見込み時期が公表されています。

申請受付終了見込み時期:2024年1月~2月

残高・申請受付終了見込みの時期

令和6年(2024年)以降はどうなる?

2023年11月に政府により、令和5年度補正予算案が閣議決定され、経済産業省より事業の概要が公表されました。

その中で、電気自動車補助金「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」の項目もあり、2024年も補助金は継続される予定となっています。

2023年度分は、2023年3月23日より受け付けが開始されましたので、終了見込み時期とされている2024年1月下旬~2月中旬に今年度分が終了後、すぐに2024年度分の申請が開始される可能性もあります。

2024年の補助金について知りたい方はコチラ!

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