政府は、2023年8月22日9月末までを予定していた「燃料価格激変緩和補助金」（通称：ガソリン補助金）を年末まで延長することを発表しています。
そのうえで、10月中には175円程度の水準を実現したいとし、9月7日から補助率の引上げを行うことを表明していました。
ガソリン補助金10月以降のガソリン料金はどうなる？
新しいガソリン価格補助制度が7日から導入されました。6月から9月末まで段階的に補助率を縮小してきましたが、新制度では10月5日から年末までの期間に補助率を再び引き上げ、家計の負担軽減を優先します。
新制度によれば、7日以降、レギュラーガソリン1リットルあたりの予測価格が168円から185円の場合、補助率は30％で、185円超過分は全額補助されます。
10月5日から年末までの期間では、168円から185円の価格帯に対する補助率が60％に引き上げられます。政府はこの新制度により、9月中には補助後の価格が約180円、10月中には約175円に抑制できると見込んでいます。
この期間の延長に必要な財源は、これまでに確保されたガソリン補助金予算の残り（約2兆5千億円）から賄われます。
参考：「産経新聞」
ガソリン補助金の期間は？
現段階（2023年9月8日）で年末までの延長とされています。
ただし、この制度は終了時に負担が急増する恐れがあるため、再延長の可能性が早くも指摘されています。
物価高騰等に対応する事業再構築補助金
事業再構築補助金は、アフターコロナに加えて、半導体の不足やロシア・ウクライナの情勢による原油価格・物価の高騰など、たび重なる要因で業状の厳しい事業者を支援します。
事業再構築補助金では、「原油価格・物価の高騰」に影響を受け業状が厳しい事業者を支援する「物価高騰対策・回復再生応援枠」が設けられています。
「原油価格・物価の高騰」などの影響を受け、業状が厳しい事業者が対象となります。
補助率は、中小企業等2/3、中堅企業1/2。
事業規模に応じて最大3,000万円が補助されます。
事業再構築補助金の概要は以下のコラムをご覧ください。
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