目次
【横浜市】0歳~中3まで医療費無償
横浜市は8月1日、小児医療費助成制度を拡充し、1歳~中学3年生までの医療費を一律無償化しました。(0歳児はすでに全額助成)
今までは所得制限や一部負担金があり、1歳以上は住民税非課税世帯などを除いて負担が生じていました。
横浜市内のクリニックの院長は、「医師会として10年以上前から要望してきた施策。急な発熱やけがが多い子どもがより受診しやすくなる」と今回の無償化を評価。
小さい子供を持つ親からは、「負担がなければためらわずに受診できる」と歓迎されています。
小児医療費が無償化する対象と範囲
年齢:0歳~中学3年生
助成対象:入院・通院
対象となる費用:保険診療の自己負担額
助成内容:全額助成(無料)
あらたに無償化の対象になる子どもの条件は?
令和5年8月1日時点で、次の条件をすべて満たす中学3年生までの子どもが無償化の対象になります。
- 現在、小児医療証の交付を受けていない
- 横浜市内にお住まいで、健康保険証を持っている
- 生活保護を受給していない
- 重度障害者医療費助成制度、ひとり親家庭等医療費助成制度による助成を受けていない
- 児童福祉法に基づく措置医療等を受給していない
無償化適用には「小児医療証」の取得が必須!
医療費の無償化が適用されるのは「小児医療証」を持っている子どもです。
「小児医療証」は、横浜市から発送された申請書で申請を行うことで取得できます。
申請期日は6月30日(金曜日)までで、「小児医療証」は7月下旬に発送されます。
申請をお忘れの方でも、期日後過でも申請可能です。
「小児医療証」を持っていないと医療費が自己負担に
「小児医療証」がないと、8月以降も医療機関等で保険診療の自己負担額の支払いが必要になります。
保険診療の自己負担額をお支払いになった人は、医療証を申請し交付を受けた後、お住まいの区役所保険年金課給付担当の窓口で、払い戻しの申請手続きを行ってください。
TikTokで生活に役立つ情報を配信中!
生活に役立つ情報を「TikTok」でよりわかりやすく動画公開しています!