【新枠創設!】インボイスを導入するならIT導入補助金2023のデジタル化基盤導入枠「商流一括インボイス対応類型」! - みんなの補助金コンシェルジュ

【新枠創設!】インボイスを導入するならIT導入補助金2023のデジタル化基盤導入枠「商流一括インボイス対応類型」!


  • IT導入補助金
2023-05-02 ・ 中本 明日香
IT導入補助金2023の「デジタル化基盤導入枠」にあらたな類型が追加されました。

目次

  1. IT導入補助金2023とは?
  2. デジタル化基盤導入枠の商流一括インボイス対応類型とは?
    1. 対象者
    2. 補助対象ITツール
  3. 補助額・補助率
  4. 申請開始はいつから?
    1. まとめ
  5. IT導入補助金の申請・ITベンダー/IT導入支援事業者の登録申請のご相談はこちらから
  6. ~補助金コンシェルのご紹介~

「デジタル化基盤導入枠」の「商流一括インボイス対応類型」です。
IT導入補助金2023は、インボイス対応への支援が行われていますが、今回追加された「商流一括インボイス対応類型」はまさにインボイス対応に特化した枠となります。
対象者や対象ツール補助額などご紹介していきます。

IT導入補助金2023公式ページ

IT導入補助金2023とは?

IT導入補助金2022は、中小企業・小規模事業者などが自社の課題やニーズに合ったITツール(ソフトウェア、サービスなど)を導入するための事業費などにかかる経費の一部を補助してもらえます。
それにより、中小企業・小規模事業者などの生産性向上を図る目的があります。
IT導入補助金2023では、2022に引き続きインボイスの導入の促進と、PC・タブレット、レジ・券売機等の導入費用の補助も行われます。

  • IT導入補助金補助金2023で募集される枠
  • 通常枠(A・B類型)
  • デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型・複数社連携IT導入類型)
  • セキュリティ対策推進枠

通常枠(A・B類型)とは
IT導入補助金の通常枠には、「A類型」と「B類型」の2つがあります。
A類型」は、中小企業や小規模事業者が新たに導入する情報システムの導入費用に対して補助金を支給する制度です。導入するシステムには、基幹系システムやデジタルマーケティングツール、製造プロセスのデジタル化などが含まれます。
B類型」は、中小企業や小規模事業者が既存の情報システムを刷新するために必要な費用に対して補助金を支給する制度です。刷新するシステムには、基幹系システムやデジタルマーケティングツール、製造プロセスのデジタル化などが含まれます。
両枠とも、導入するシステムに必要な費用の一部を補助することで、中小企業や小規模事業者がデジタル化に取り組む際の負担を軽減することを目的としています。
デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型・複数社連携IT導入類型)とは
上で説明したデジタル化基盤導入枠には、「デジタル化基盤導入型」と「複数社連携IT導入類型」があります。
デジタル化基盤導入類型」は、企業がデジタル技術を活用した業務プロセスや生産管理・製造プロセス、セキュリティ対策などの基盤を導入する際に、その費用の一部を補助する制度です。
具体的には、基幹系システムの導入・刷新、デジタルマーケティングツールの導入、生産管理・製造プロセスのデジタル化、セキュリティ対策の強化などが支援対象となります。
複数社連携IT導入類型」とは、複数の中小企業や小規模事業者が連携してITツールなどの導入をする取組に対して支援が行われる類型です。
この「複数社」というのは10者以上であることが条件となります。
セキュリティ対策推進枠とは
「セキュリティ対策推進枠」は、中小企業や小規模事業者が情報セキュリティ対策を推進するために導入する製品やサービスに対して、より高額な補助金を支給する制度です。
具体的には、国が認定する「セキュリティ対策推進支援企業」が提供する製品やサービスを導入し、導入費用の一部を補助してもらうことができます。

デジタル化基盤導入枠の商流一括インボイス対応類型とは?

今回新しく創設されたのは、デジタル化基盤導入枠の「商流一括インボイス対応類型」です。
「デジタル化基盤導入枠」というのは、インボイス制度も見据えた企業取引間のデジタル化を支援するために2022年より創設された枠です。
「デジタル化基盤導入類型」では、会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトからクラウド利用料、パソコンやタブレット、POSレジなどのハードウェアなどが補助の対象となります。
既存の「デジタル化基盤導入枠」はもともと「インボイス対応」を見据え創設された枠ですが、今回あらたに追加された「商流一括インボイス対応類型」は、さらにインボイス対応に特化した類型で、インボイス制度に対応をした受発注の機能を搭載するITツールのみが補助の対象となります。


対象者

デジタル化基盤導入枠〔デジタル化基盤導入型〕〔商流一括インボイス対応類型〕の対象者
中小企業・小規模事業者等
デジタル化基盤導入枠〔複数社連携IT導入類型〕の対象者
労働生産性の向上を目的とし、同一の補助事業を実施するグループ構成員 10 者以上のまとまりであること。

補助対象ITツール

下記の条件に当てはまるITツールが補助の対象となります。

  • IT導入支援事業者が提供するITツール
  • インボイス制度に対応した受発注の機能を有する
  • 発注側の事業者が導入し、受注側の事業者に対してアカウントを無償で発行し、利用させることのできる機能を有する
  • クラウド型のソフトウェアである
  • 下記表の大分類I「ソフトウェア」に分類される


大分類Ⅰ ソフトウェアカテゴリー1ソフトウェア
大分類Ⅱ オプションカテゴリー2機能拡張
カテゴリー3データ連携ツール
カテゴリー4セキュリティ
大分類Ⅲ 役務カテゴリー5導入コンサルティング
カテゴリー6導入設定・マニュアル作成・導入研修
カテゴリー7保守サポート
大分類Ⅳ ハードウェアカテゴリー8PC・タブレット・プリンター・スキ ャナー・複合機
カテゴリー9POSレジ・モバイルPOSレジ・券 売機

補助額・補助率

デジタル化基盤導入枠「商流一括インボイス対応類型」
補助額ITツール・クラウド利用料
下限なし~350万円
補助率中小企業・小規模事業者等:2/3以内 その他の事業者等:1/2以内

申請開始はいつから?

「デジタル化基盤導入枠」に追加された「商流一括インボイス対応類型」の申請開始は6月下旬を予定されています。
くわしい情報は後日公開される予定です。

まとめ

2023年のIT導入補助金も、引き続きパソコンなどのハードウェアの購入も対象とし、「商流一括インボイス対応類型」が追加されたことでインボイス制度導入の支援も重心的に行われる予定です。
IT導入補助金2023をうまく活用し、ぜひ生産性向上や業務効率UPにつなげてみてはいかがでしょうか。

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