【2023年】キッチンカーを出すときに使える補助金は? - みんなの補助金コンシェルジュ

【2023年】キッチンカーを出すときに使える補助金は?

キッチンカーを出店費用の相場は250~300万とも言われています。 少しでもコストを抑えて出店したい人は補助金の活用がおすすめです! 今回はキッチンカーを出すときに使える補助金を3つご紹介します。

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【外食産業成長支援補助金】イートインからキッチンカーに移行する場合などに使える!

「外食産業事業成長支援補助事業」は、「現在扱っている商品・サービスの内容を変える」または「商品・サービスの提供方法を変える」ときに、その経費を補助する事業です。
たとえば、「イートインからキッチンカーでの販売方法に変えたい」、「キッチンカーを改装し、店舗外での販売を強化したい」という場合に利用できます。

「外食産業成長支援補助金」の基本情報

応募対象者
中小・中堅規模の飲食店
共同事業者との共同申請が必要です。
 
※共同事業者とは、コンサルタント、金融機関、中小企業診断士、公認会計士、税理士、会計士、行政書士、社会保険労務士、機械・機器・システムの製造・販売業者、施設・設備の建設・施工業者、飲食関連サービス提供者及び資本関係にない他の飲食店等であって、事業成長のために事業実施者と共同して事業の計画と実施内容の検討、実施・報告支援を行う事業者のことです。
なお、特定の資格を有するといった条件はありません。
 
共同事業者は、導入・利用を検討している内容に応じてキーワードで検索し、申請者が自分で探します。
たとえば、以下のようなキーワードで探します。
 
・中小企業診断士
・税理士
・キャッシュレス
・自販機
・配膳ロボット
・食品冷凍
・飲食店 内装工事
・飲食店 厨房機器
・飲食店コンサルティング
 
補助対象となる取り組み
飲食店の売り上げ拡大、収益増加を目的とした事業転換や事業成長の取り組みなど
 
2021年度から2022年度の売上伸長率が115%以下であり、今後の売上や収益拡大につながる事業計画が補助対象事業となります。
ただし、2021年度から2022年度の売上伸長率が115%を超えているものの、2019年度と比較して売上伸長率が100%を下回っている場合は対象となります。
 
補助対象経費
事業にかかる建物費、機械装置・システム構築費、技術導入費、広告宣伝、販売促進費など
 
補助率、補助金下限・上限の金額
補助率: 1/2以内
補助金: 上限1,000万円以下、下限100万円以上
 
公募受付期間
2023年4月17日(月)~5月31日(水)
採択発表は7月上旬頃
 
申請方法
WEBの応募フォームから応募書類を提出して申請する。
詳細は公式サイトをご覧ください。
 
最新の採択率
不明

【小規模事業者持続化補助金】改造してキッチンカーにする場合は申請できる!

「小規模事業者持続化補助金」は小規模事業者が販路開拓などの目的で使える補助金です。
「小規模事業者」の定義は、職種によって事務局で決められているので、公募要領をご覧ください。
たとえば、飲食店の場合は常時使用する従業員の数5人以下、製造業の場合は常時使用する従業員の数20人以下が「小規模事業者」に該当します。
また、この補助金に申請する場合は、商工会・商工会議所の支援が必要になります。
 
「小規模事業者持続化補助金」では、キッチンカーを出す際の費用は補助対象となりません。
ただし、移動販売等を目的として既存自動車を改装する場合、その改装する部分のみは補助対象になります。
この場合、改装費として経費は「委託・外注費」に計上します。




キッチンカーの改造費用を「委託・外注費」として申請した場合、補助率2/3、原則50万円まで支給されます。
たとえば、よく使われる軽ワンボックスタイプのキッチンカーの場合、
内装を自作で行うと、製作費用は50万円からが相場になると言われています。
60万円かかったとすると、
60万円×2/3=約40万円
となるなので、約40万円が補助されます。
 
ただし、新しくキッチンカーを購入・レンタルする場合の経費は、「小規模事業者持続化補助金」では補助対象外という点に注意しましょう!
DIYが得意で今ある車を改造してキッチンカーにしたい人は、この補助金をしてみてもよさそうです。

「小規模事業者持続化補助金」の基本情報

応募対象者
小規模事業者であること など
 
補助対象となる取り組み
策定した「経営計画」に基づいて実施する、販路開拓等のための取組であること。
または販路開拓などの取組とあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取組であること。
商工会・商工会議所の支援を受けながら取り組む事業であること。 など
補助対象経費
広報費、委託・外注費など11項目
 
補助率、補助金下限・上限の金額
補助率: 2/3
補助金: 50万円
※「通常枠」で「インボイス特例」に該当しない場合
 
公募受付期間
【第12回公募】
申請締切:2023年6月1日(木)
採択発表は8月下旬頃
 
【第13回公募】
申請締切:2023年9月7日(木)
採択発表は11月上旬頃
 
 
申請方法
原則、補助金申請システム(名称:Jグランツ)を利用したネット申請です。
 
最新の採択率
約59%

キッチンカーを出すときに使える「小規模事業者持続化補助金」に関するコラム

【事業再構築補助金】キッチンカーの改装費や看板など幅広い経費が補助される!

「事業再構築補助金」は、ウィズコロナ・ポストコロナの時代の経済社会の変化に対応するために新分野展開や業態転換など思い切った事業再構築に意欲を有する中小企業等の挑戦を支援するための補助金です。
 
 
たとえば、店舗販売をしていた飲食店がキッチンカーでの販売にチャレンジする場合に活用できます。
 
「事業再構築補助金」では、キッチンカーの床の張替えなどの改装や看板、オーブンなどの設備、宣伝のためのチラシなどにかかる費用が補助されます。
ただし、キッチンカーの購入費・修理費・リース費・車検費用は補助対象になりません。
 
また、広告費ですが、広告宣伝・販売促進費は本事業で開発又は提供する製品・サービスに係る広告の作成や市場調査等に対して補助するものです。
「キッチンカーの調理スタッフの募集」などの求人広告は対象外になるのでご注意ください。

「事業再構築補助金」の基本情報(「成長枠」の場合)

応募対象者
小売業の場合は従業員50人以下、資本金5,000万円の中小企業など。
 
補助対象となる取り組み
成長分野への大胆な事業再構築に取り組む中小企業等を支援。
 
補助対象経費
建物費、機械装置・システム構築費(リース料を含む)、技術導入費、専門
家経費、運搬費、クラウドサービス利用費、外注費、知的財産権等関連経費、
広告宣伝・販売促進費、研修費
 
補助率、補助金下限・上限の金額
補助率: 1/2(中小企業等で事業終了時点に賃上げなどを行わなかった場合)
補助金: 100 ~ 7,000 万円(従業員数によって変動)
 
公募受付期間
2023年5月中?~2023年5年6月30日(金)
採択発表は9月上旬頃
 
申請方法
原則、補助金申請システム(名称:Jグランツ)を利用したネット申請です。
詳細は公式サイトをご覧ください。
最新の採択率
約50%

キッチンカーを出すときに使える「事業再構築補助金」に関するコラム

まとめ

今回ご紹介した補助金は申請すれば必ず補助金がもらえるものではありません。
採択されるか不安という方は、補助金申請代行サービスを利用するのも手です!
弊社では「小規模事業者持続化補助金」と「事業再構築補助金」の申請代行を行っています。
この2つの補助金に申請時には、Jグランツというシステムを利用します。
詳しい手順は以下のコラムをご覧ください!

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