新型コロナウイルスの「第8波」に突入したと言われていますが、2022年12月までを予定されている「全国旅行支援」は現段階では継続して実施されています。
この全国旅行支援が適用となるには、「ワクチンの3回接種の証明」もしくは「陰性証明」が必要となります。
ワクチンの接種回数が3回未満の方は、必然的に「陰性証明」を発行する必要があります。
東京都では、PCR検査等の無料の一般検査事業を実施しています。
今回は、東京都で無料で行っている「無料検査」の受検の方法や、陰性証明は検査からどのくらいでもらえるのか、有効期限、検査場所などくわしくご紹介します。
目次
「全国旅行支援」とは
観光庁が6月17日に発表した新たな観光需要喚起策。
全国を対象に、旅行代金の割引および地域クーポンを付与します。
全国規模での観光支援策は、「GoToトラベル」依頼で、約1年10カ月ぶりとなります。
全国旅行支援はいつからいつまで?
実施期間:2022年10月11日(火)~12月下旬(予定)
全国旅行支援の割引内容
実施期間:2022年10月11日(火)~12月下旬(予定)
割引率:40%
割引上限額:1名1泊あたり8,000円(交通付)5,000円(その他)
クーポン券:3,000円(平日)1,000円(休日)
対象エリア:全国
陰性証明の取得方法は?
「陰性証明」はPCR検査?抗原検査?
「全国旅行支援」では検査方法に決まりはあるの?と思われている方もいらっしゃると思います。
新型コロナウイルス感染症の検査を行う際に、よく耳にするのが「抗原検査」や「PCR検査」。
「抗原検査」の方が手軽で、結果も早いが「PCR検査」の方が精度が高いというイメージを持たれている方も多いと思いますが、くわしくは「PCR検査」「抗原定量検査」「抗原定性検査」にわけられます。
「全国旅行支援」に必要な「陰性証明」を発行してもらうための検査方法は、上記にあげた3つの検査いずれも有効とされています。
※詳細は省略しますが、一般的に「抗原検査」と呼ばれるのは「抗原定性検査」のことで、「抗原定量検査」は診断の精度が高く、「PCR検査」と同等の正確性があるとされています。
「陰性証明」の取得方法は?
全国旅行支援で必要な「陰性証明」を取得するためには、「検査結果通知書」を発行してもらえる場所で検査を行えば、検査後に結果と共に「検査結果通知書」を発行してもらえます。
そこから「陰性証明書」を発行するとなると約5,000円程度かかる場合がありますが、多くの都道府県が「検査結果通知書」のみでOKとしています。(都道府県によって異なりますので注意が必要です。)
また、この検査も自己負担で行う必要がありますが、都道府県別に実施されている「無料検査」を利用すると、費用はかかりません。
「検査結果通知書」と「陰性証明書」の違いについての詳細は以下のコラムでご紹介しています。
東京都での「無料検査」の実施場所は?
「無料検査」の対象となる方
東京都が実施する「無料検査」の対象となるのは、発熱などの症状のない無症状の都民の方で、下記に該当する方です。
「飲食、イベントまたは旅行・帰省等の活動に際し、検査結果通知書が必要な方も、上記に該当する場合は受験可能」とあるように、「全国旅行支援」に使用するなど旅行を目的とする場合も検査の対象となるようです。
- 感染している可能性に不安を抱える方
- あらかじめ感染不安を解消しておきたい事情がある方
- 感染者の周辺で濃厚接触者と特定されなかった方のうち感染不安を抱える方
- 事業所等で感染者との接触はなかったが、感染に不安を感じる方
- 高齢者施設を訪問する予定がある方など、あらかじめ感染不安を解消しておきたい事情がある方
- 感染拡大傾向時においても対人接触の機会が多い環境にある方
- 飲食、イベントまたは旅行・帰省等の活動に際し、検査結果通知書が必要な方も、上記に該当する場合は受検可能
「無料検査」の実施期間
令和3年12月25日(土)から 当面の間
「無料検査」で受けられる検査の種類
・PCR検査等(LAMP法等の核酸増幅法、抗原定量検査を含む)
・抗原定性検査
※「全国旅行支援」の「陰性証明」は上記いずれの検査でも対象になります。
「無料検査」を受ける方法は?
東京都が実施する「無料検査」を受けるためには、以下の手順で手続きを行います。
※無料検査の実施場所によっては事前予約が必要な場合がありますので、事前にご確認ください。
(1)受検者本人が検査を受ける場所(検査事業者窓口)に行く。
(2)店頭掲示の二次元バーコードを読み取り検査申込フォームに必要事項を入力する。
(検査申込書(紙)を使用しての申込も可能です。その際、本人確認のため住所・年齢等の確認できる身分証明書(運転免許証、マイナンバーカード、学生証、在留カード等)が必要となります。)
(3)検査を受検する。
(4)検査結果通知書が発行される。
(PCR検査等の場合は翌日以降となる場合もあります)
「検査結果通知書」の通知方法は?
「無料検査」の「検査結果通知」は検査機関によって以下いずれかの方法で通知を受け取ります。
・web、メール郵送または来店
「検査結果通知書」の有効期限は?
「無料検査」を受検後にもらえる「検査結果通知書」ですが、有効期限があります。旅行時に期限が切れているということがないように、期限をしっかりと確認してから検査を行いましょう。
(1)PCR検査等 : 検体採取日の3日後まで
(2)抗原定性検査 : 検体採取日の翌日まで
検査からどのくらいで「陰性証明」をもらえる?
東京都では、抗原検査の場合は即日(約30分)結果が出て「検査結果通知書」をもらえます。
PCR検査であれば、検査から数時間後~翌日以降となる場合もあるとされています。
その他の都道府県をみても、「抗原検査」は即日で、「PCR検査」は翌日~3日後とされている場合が多いようです。
参考:東京都福祉保健局「PCR等検査無料化事業」
「無料検査」が受けられる場所
東京都PCR等検査無料化事業の登録を受けた医療機関、薬局、衛生検査所等
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