「前回「ものづくり補助金2022」に申請したが不採択だった……!」というベンダー様、不採択の理由を確認してからもう一度チャレンジしてみませんか?
「ものづくり補助金2022」では、不採択だった場合、希望すれば審査を行った審査員のコメントを聞けます。
本コラムでは「ものづくり補助金2022」のよくある不採択の理由について解説します!
「ものづくり補助金2022」の概要や採択率については「【2022年】ものづくり補助金の採択率は高い?低い?1次から9次までの採択結果をまとめました」で紹介しています。
目次
【ベンダー向け】前回「ものづくり補助金2022」で不採択……今回は申請できる?
「ものづくり補助金」の採択倍率は、申請の状況によって変化しますが、平均して約47%(「一般枠」の場合)。
申請者の半分は不採択になります。
「前回、「ものづくり補助金2022」に申請したが不採択だったから今回リベンジしたい!」というベンダー様も多いでしょう。
「ものづくり補助金2022」は、過去の申請で不採択でも申請することができます。
ただし、過去に採択されており、再び申請する場合は注意が必要です。
応募締切日から過去3年以内に交付決定を1回受けた事業者は、申請可能ですが減点措置の対象になるからです。
「ものづくり補助金2022」の前回までの採択率については、「ものづくり補助金2022」の10次までの採択率については「【10次】ものづくり補助金の採択率は?」をご覧ください。
「【初めて申請する方必見!】2022年公募開始!ものづくり補助金Q&A」では「ものづくり補助金2022」のよくある質問をまとめています。
【ベンダー向け】「ものづくり補助金2022」の不採択の理由は?
採択率を上げるにはまずは不採択理由を把握しておきましょう。
初めて申請のするベンダー様、前回不採択だったベンダー様、どちらも必見の内容です。
【ベンダー向け】「ものづくり補助金2022」の不採択理由(2)客観性を欠いている
相手の立場に立って作られていない「事業計画書」は不採択になる可能性が高いです。
「事業計画書」は、審査委員目線で作る必要があります。
見た目に関しては、図やグラフ、色や写真を効果的に使って見やすくする工夫をするといいでしょう。
内容に関しては、「趣旨を意識して必要なポイントを簡潔に書くこと」が大事です。
不採択になる「事業計画書」には「不要な部分」が多いという特徴があります。
社長の経歴や過去の功績は触れる程度で十分です。
しかし、このような部分にページを割く「事業計画書」は意外にも多くあります。
重要なのは「新たに取り組む事業」の部分です。
当然こちらに多くページを割く必要があります。
社長の経歴や功績は補足程度で十分でしょう。
「ものづくり補助金2022」の「事業計画書」は「新たに取り組む事業」を競うコンペの資料。
この点を意識して、客観的な計画書づくりを目指しましょう。
- (1) 会社の基本情報や自社の代表的なITツールを登録する
- (2) IT導入補助金事務局がアカウントを付与する
- (3) 要件確認・宣誓事項等を登録申請する
- (4) IT導入補助金事務局から採択・不採択が通知される
【ベンダー向け】「ものづくり補助金2022」の不採択理由(3) 公募要領に沿っていない
「新たに取り組む事業」を提案する際、「ものづくり補助金」の公募要領を熟読してから取り組む必要があります。
しかし、公募要領を理解していないために不採択になるケースが多いです。
公募要領をよく理解していないと、「提案した「事業計画書」の中に実は補助対象外のものが含まれていた!」ということになりかねません。
とはいえ、公募要領はかなりの量があります。
不安な方は補助金の申請代行を行っている事業者に依頼するとよいでしょう。
株式会社リアリゼイションは、「ものづくり補助金2022」の申請のサポートを承っています。
【ベンダー向け】「ものづくり補助金2022」の不採択理由(4)他社との差別化が図れていない
「ものづくり補助金」の審査項目のひとつに「技術面」があります。
「技術面」では「新製品・新サービスの革新的な開発となっているか」が問われます。
つまり、他社にはないオリジナリティを感じるサービスを提案することが必要です。
「ものづくり補助金」に採択されたユズの生産から加工・販売までを行う企業の例を見てみましょう。
この企業では加工品の製造にあたり、カット専用機械の製造設計段階から携わった経験を通して、機械のカット技術までを含め、他社にはないオンリーワンの技術・知識を習得しました。
「競合サービスと比べたとき、自社との優位性はあるか。また、その優位性は何であるか」を精査する必要があります。
【ベンダー向け】「ものづくり補助金2022」の不採択理由(4)他社との差別化が図れていない
「ものづくり補助金2022」には「審査項目」に加えて「加点項目」があります。
「加算項目」は年度によって変わりますが、「ものづくり補助金2022」の「加算項目」は以下の4点です。
- (1) 成長性加点
- (2) 政策加点
- (3) 災害等加点
- (4) 賃上げ加点等
不採択の理由として「加点項目」を取っていないことが挙げられます。
「加点項目」を満たすことで採択される可能性が高まるので、取れる加点はできるだけ多く取りましょう!
まとめ
今回はベンダー様に向けた「ものづくり補助金2022」のよくある不採択の理由について解説しました。
不採択理由を理解することで採択率を上げられます!
次回の11次「ものづくり補助金2022」の申請の締切は2022年8月18日(木) 。
「申請書類の準備する時間がない……!」というベンダー様は、プロの手を借りてみませんか?
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「不採択理由は分かったけど自社で申請書類を作るのは不安……」
「採択される申請書類を作る時間がない」
等のお悩みを抱えたベンダー様も多いでしょう。
そもそもベンダー様は補助金申請のプロではないので、不安が大きいのは当然です。
そんなときは、補助金申請のプロに頼ってみませんか?
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