社内データ管理はUSBメモリからクラウド化へ!セキュリティ対策に使える「IT導入補助金」とは?

パソコンにセットするだけで簡単にデータを保存できるUSBメモリ。

普段仕事で何気なく使っている方も多いかと思います。

本コラムでは、USBメモリを使用する際のリスクやデータ管理をクラウド化するメリット、セキュリティ対策に使える「IT導入補助金」について解説します。

目次

「USBメモリで保存」はセキュリティ対策が不十分?

「社内データはクラウド化して管理している」というスタイルが一般化していますが、USBメモリを併用している方も多いでしょう。

しかし、USBメモリの使用はデメリットもいくつかあります。

デメリットを見るとセキュリティ対策の面でリスクがあることが分かります。

USBメモリのデメリット(1)紛失・盗難による情報漏えいの危険性がある

NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)の2018年の調査によれば、2018年の情報漏えい事案の全体件数は443件。

そのうち12.6%が「USBメモリの紛失」によるものです。

さらに紛失したUSBメモリの91%は未回収。

「USBメモリはコンパクトで持ち運びしやすい」というメリットは「紛失しやすく、見つかりにくい」というデメリットもなっています。

尼崎市の「USBメモリ紛失事件」のようにUSBが見つかるケースは稀と言えます。

企業のセキュリティ対策の強化が求められている今、USBメモリの使用は見直す必要があります。

USBメモリのデメリット(2) 正しく取り外さないとファイルの破損・パソコン内の不具合につながる

使い終わったUSBメモリを取り外すとき、正しい手順で取り出さないと、パソコンの不具合やファイルの破損につながる恐れがあります。

USBメモリのデメリット(3) ウイルスが感染したパソコンで使用するとウイルスの感染源になる可能性がある

ウイルス感染している自宅のパソコンで作業したとします。

感染したデータをUSBメモリに保存し会社のパソコンで使用すると、社内LANやインターネットを介してウイルス感染が拡散する可能性があります。

このようにウイルスを社内だけではなく社外にまで感染させ、甚大な損害を招いてしまうケースがあります。

USBメモリ経由のウイルス感染の怖さは、被害者になるだけではなく加害者になり得る点です。

データ保存はUBSメモリよりもクラウド化が安心!

USBメモリでデータを保存・共有することは、セキュリティ面で危険性があるということをお伝えしました。

クラウド化、つまりクラウドストレージ(オンラインストレージ)を使うことをおすすめします。

クラウドストレージとは、クラウドでファイルを保存するサービスのことです。

データをクラウド化すれば、テキストや画像、Excel等を社内外の人と共有したり、バックアップとして利用したり、さまざまなメリットがあります。

データをクラウド化するメリット

クラウドストレージの多くはマルチデバイスに対応しているため、オフィスのパソコンだけでなく、出張先や自宅からもスマートフォンやタブレットを使ってデータを開けます。

このようにクラウド化すればUSBメモリのように社外に持ち出すことなくデータを管理できるので、紛失の心配もありません。

クラウド化には次のようなメリットがあります。

データ管理をクラウド化するメリット

データ管理はクラウド化!「IT導入補助金2022」の「通常枠」が使える

「IT導入補助金2022」の「通常枠」では、クラウドストレージサービスが補助対象になります。

「通常枠」は、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助することで、業務効率化・売上アップをサポートするものです。

 

自社の置かれた環境から強み・弱みを認識、分析し、把握した経営課題や需要に合ったITツールを導入することで、業務効率化・売上アップといった経営力の向上・強化を図っていただくことを目的としています。

 

「通常枠」で対象となるソフトウェアは、「会計」・「受発注」・「決済」・「EC」の機能がないものです。

これらの機能が2機能以上あるものを申請したい場合は「デジタル化基盤導入類型」に申請します。

「通常枠」の概要

「IT導入補助金2022」の「通常枠」で補助対象となるITツールは、大分類Ⅰ「ソフトウェア」、大分類Ⅱ「オプション」、大分類Ⅲ「役務」の3つのいずれかに分類されます。

クラウドストレージは大分類Ⅰ「ソフトウェア」に該当し、その中の「汎用プロセス」にあたります。

ただし、「汎用プロセス(汎 P-07)」のみを保有するITツールは、単独では交付申請不可です。

必ず「共 P-01~各業種 P-06」と組み合わせて交付申請します。

つまり、クラウドストレージのみの申請はできないということです。

セキュリティ対策の基本をチェック!

情報セキュリティ上の事件や事故を起こすと、サーバーの停止やインターネット接続の遮断により営業機会を失ったり、社外から損害賠償を請求されたりさまざまな被害が発生します。

そのようなことにならないためには、データ管理のクラウド化とあわせてIPA(情報処理推進機構)が掲げる「情報セキュリティ5か条」を押さえましょう!

セキュリティ対策の基本!「情報セキュリティ5か条」

「通常枠」と併用可能!セキュリティ対策は「IT導入補助金2022」の「セキュリティ対策推進枠」を活用しよう

「社内サイバー攻撃対策の専門家がいないから不安…」

「最低限のセキュリティ対策はやっているけど、もしウイルスに感染したらどうしたらいい?」

等、セキュリティ対策の悩みを解決してくれるのが、「サイバーセキュリティお助け隊サービス」です。

「サイバーセキュリティお助け隊サービス」は、問題が発生した場合にIT事業者が対応してくれるサービスや、保険等をワンパッケージで安価に提供するサービス。

 

とはいえ、自社費用だけでセキュリティ対策を行うのはなかなか難しいですよね。

そこでおすすめなのが「IT導入補助金2022」の活用です!

「IT導入補助金2022」の「セキュリティ対策推進枠」では、この「サイバーセキュリティお助け隊サービス」のサービス利用料が支援対象になります。

「IT導入補助金2022」の「セキュリティ対策推進枠」とは?

「セキュリティ対策推進枠」は、生産性向上に取り組む中小企業等が、サイバーインシデントが原因で事業継続が困難となる事態を回避するとともに、サイバー攻撃被害が供給制約や価格高騰を潜在的に引き起こすリスクや中小企業・小規模事業者等の生産性向上を阻害するリスクを低減するための支援です。

内容
補助額
5万~100万円
補助率
1/2以内
補助要件
「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」に掲載されているいずれかのサービス
補助対象
サービス利用料(最大2年分)

「セキュリティ対策推進枠」の概要は、「【IT導入補助金2022】新設!「セキュリティ対策推進枠」とは?」をご覧ください。

 

「サイバーセキュリティお助け隊サービスリスト」については、「【IT導入補助金2022】「セュリティ対策推進枠」設置で注目!「サイバーセキュリティお助け隊サービス」とは?」

でも詳しく詳細しています。

まとめ

企業にとって命取りになりかねない情報の漏えい。

その原因の約1割はUSBメモリの紛失です。

社内データの管理方法をUSBメモリからクラウドストレージに移行することはセキュリティ対策につながります。

「費用を抑えながらクラウド化を目指したい」という企業さまは、「IT導入補助金2022」の「一般枠」の活用がおすすめです。

「一般枠」とあわせて利用できる「セキュリティ対策推進枠」で、社内のセキュリティ対策を強化しませんか?

「IT導入補助金2022」の申請・IT導入支援事業者の登録申請のご相談はこちら

「IT導入補助金2022」の新枠「セキュリティ対策推進枠」の申請は、2022年8月に開始予定です。(詳細未定)

クラウドストレージ導入費用が負担される「通常枠」の第4次締切分は、8月8日(月)に申請が始まります。

「初めて「IT導入補助金2022」に申請するから採択されるか不安……」

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