非接触が求められる昨今、キャッシュレス対応レジの導入を検討する店が増えています。
費用の点で導入をためらっている飲食店等も多いでしょう。
キャッシュレス対応レジ導入費用に補助金が出る「IT導入補助金2022」が今注目されています。
これはキャッシュレス対応レジ販売業者さまにとっても自社商品を販売するチャンスです!
本コラムでは売上を伸ばすための「IT導入補助金2022」の活用方法をご紹介します。
IT導入補助金の申請またはIT導入支援事業者の登録申請のご相談は、以下のフォームよりご送信ください!
目次
キャッシュレスでの支払いが増えている!
キャッシュレスでの支払いが増加傾向にあります。
2019年の時点でキャッシュレス決済を選ぶ人の割合は約27%。
これは2008年の約2倍に相当します。
そのため、今後もますあすキャッシュレス決済対応レジの需要が高まると予想されます。
「IT導入補助金2022」を利用すると、キャッシュレス対応レジの導入費用の半分が補助されます。
上限額は20万円です。
たとえば、30万円のレジを購入する場合、半額の15万円の補助が出ます。
ただし補助対象となるキャッシュレス対応レジは、「IT導入補助金2022」にITツール登録したものに限ります。
ITツール登録するには、会社の登録つまりIT導入支援事業者/ベンダーになる必要があります。
「IT導入補助金2022」を利用するお客様にキャッシュレス対応レジを販売したい業者さまは、IT導入支援事業者/ベンダー登録とITツール登録をしなければなりません。
「IT導入補助金2022」を活用すれば、お客様はコストを抑えて商品を買えますし、IT導入支援事業者/ベンダーは通常価格で商品を販売でます。
このようにIT導入支援事業者/ベンダーになることは業者さまにとっても大きなメリットがあります。
「IT導入補助金2022」の概要
「IT導入補助金2022」は、中小企業・小規模事業者等が自社の課題やニーズに合ったITツールを導入する経費の一部を補助する制度です。
「通常枠(A・B類型)」と「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」や「複数社連携型IT導入枠」があります。
「IT導入補助金2022」については、「【すぐわかる】IT導入補助金2022とは?わかりやすく解説します」をご覧ください。
キャッシュレス対応レジは「IT導入補助金2022」の補助対象になる?
キャッシュレス決済対応レジが補助対象となるのは「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」です。
「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」
- 補助額5万円~50万円以下(補助率3/4)、補助額50万円超~350万円(補助率2/3)
- PC・タブレット等のハードウェアにかかる購入費用も補助対象
- 会計ソフト、受発注ソフト、決済ソフト、ECソフトに補助対象を特化
- クラウド利用料を最大2年分補助
「IT導入補助金2022」の「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」の補助対象ツールは大きく4つに分類されます。
キャッシュレス対応レジは「カテゴリー9」「カテゴリー10」に分類されます。
キャッシュレス対応レジは「大分類Ⅳ」の「カテゴリー9」「カテゴリー10」です。
「大分類Ⅰ」のソフトウェア(“会計・受発注・決済・EC”のうち“決済”の機能)で登録されたPOSシステムの導入と合わせて購入するレジ本体機器(POS専用機)の費用が対象となります。
ツール購入者であるお客様は、キャッシュレス対応レジと、“会計・受発注・決済・EC”の機能を含むソフトウェアを一緒に購入する必要があり、キャッシュレス対応レジのみの購入は補助対象外となります。
「IT導入補助金2022」で補助対象となるキャッシュレス対応レジは?
補助対象となるレジ本体機器は2種類に分類できます。
ともに「大分類Ⅰ」のソフトウェア(“会計・受発注・決済・EC”のうち“決済”の機能)で登録されたPOSシステムの導入と合わせて購入するレジ本体機器(POS専用機)の費用が補助対象となります。
- (1) ターミナル型POSレジ・セミセルフ型POSレジ・セルフ型POSレジ
- (2) PC、タブレット、スマートフォン等が連動するモバイルPOSレジ
- (3) POSレジの付属品として以下に限り対象とする
(a)キャシュドロワ
(b)カスタマーディスプレイ
(c)レシートプリンタ
(d)自動釣銭機
(e)カードリーダ
(f)バーコードリーダ、
(g)Wi-Fi ルータ
(h)設置運搬費
詳細は「ITツール登録要領」の 15~18ページをご覧ください。
【IT導入補助金2022】キャッシュレス対応レジ販売業者がベンダーになる方法
「IT導入補助金2022」ではITツール購入者であるお客様とIT導入支援事業者/ベンダーがパートナーとなって申請を行います。
IT導入支援事業者/ベンダーは、ITツール購入者のツール導入の相談や導入後のアフターフォローも担います。
ITツール購入者が行う申請の流れは以下のとおりです。
⑤がIT導入支援事業者/ベンダーの作業になります。
IT導入支援事業者/ベンダーに登録するには、「IT導入補助金2022」の公式サイト上の「IT事業者ポータル」で行います。
「IT導入支援事業者/ベンダーとしての基本情報等の入力に加え、自社で取り扱うITツールのうち「IT導入補助金2022」の要件を満たす代表的なITツールの登録を申請する」というのが大まかな流れです。
【IT導入補助金2022】キャッシュレス対応レジをツール登録する方法
会社登録が完了後はツール登録を行います。
同じく「IT導入補助金2022」の公式サイト上の「IT事業者ポータル」よりITツールの登録を申請します。
ツールは複数登録可能ですが、まずは先行して代表的なツールを1つ登録します。
【IT導入補助金2022】のスケジュールは?
キャッシュレス対応レジが補助対象となる「デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型)」のスケジュールは以下のとおりです。(2022年5月16日現在)
3次締切分
締切日:5月30日(月)17:00(予定)
交付決定日:6月30日(木)17:00(予定)
4次締切分
締切日:6月13日(月)17:00(予定)
交付決定日:後日案内予定
まとめ
今後ますます需要が増えると見込まれるキャッシュレス対応レジ。
売上を促進させるためには「IT導入補助金2022」を活用しない手はありません。
キャッシュレス対応レジの販売業者さまはぜひ「IT導入補助金2022」のIT導入支援事業者/ベンダー登録をご検討ください。
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「「IT導入補助金2022」のIT導入支援事業者/ベンダー登録にしたい!」とお考えのキャッシュレス対応レジ販売業者さま。
「IT導入補助金2022」のIT導入支援事業者/ベンダーに会社登録する。
キャッシュレス対応レジをITツールとして登録する。
この工程を経てやっとお客様に商品を販売できます。
登録要領や条件等、をしっかり理解しつつ登録作業を行うのはなかなか大変ですよね。
株式会社リアリゼイションが「IT導入補助金2022」の交付申請手続きをサポートします!
会社登録とITツール登録の料金は0円!
交付申請は補助額の10%から(一件あたり最低10万円から)承ります。
「IT導入補助金2022」に関するお問い合わせは以下のフォームを入力後、ご送信ください!