【2022年】ものづくり補助金の採択率は高い?低い?1次から9次までの採択結果をまとめました

ものづくり補助金は、最大  万円の補助額がもらえる補助金ですが、補助額が高額なだけに、倍率が高いんでしょ?と思われている方もいらっしゃると思います。 これまで、ものづくり補助金は9次までの採択結果が発表済みですが、採択率はいったいどのくらいなのでしょう。 今回はものづくり補助金の過去すべての採択結果と採択率をまとめていきます。

ものづくり補助金は、最大3,000万円の補助額がもらえる補助金です。
補助金の中でも比較的補助額が高額なだけに、倍率が高いんでしょ?と思われている方もいらっしゃると思います。

これまで、ものづくり補助金は9次までの採択結果が発表済みですが、採択率はいったいどのくらいなのでしょう。

今回はものづくり補助金の過去すべての採択結果と採択率をまとめていきます。

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目次

ものづくり補助金とは?

ものづくり補助金は、“ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金”の略称です。

中小企業が生産性向上を目標に革新的な新商品や新サービスの開発、新しい生産方式などを行う際に、その事業に必要な設備投資を支援してもらえる補助金です。

2022年のものづくり補助金のテーマは「コロナ克服・新時代開拓のための経済対策」。

それにともない現在公募中の第10次締切回より要件や支援内容の見直しや拡充が行われました。

コロナによりデジタル化が急速に進んでいる社会に対応するための「デジタル枠」の新設。

さらに、デジタル、クリーンエネルギーに加え、人工知能、量子、バイオ、宇宙等の先端技術やイノベーションに関わる投資、さらには、「人」への思い切った投資を行うことにより、生産性を引き上げていく取組みに対し支援を行う「グリーン枠」の新設が行われます。

その他、赤字など業況が厳しい中で生産性向上や賃上げなどに取り組む事業者を支援する.「回復型賃上げ・雇用拡大枠」の新設が行われます。

それにより、2022年のものづくり補助金は、以下の4つの申請類型により公募が行われます。

●2022年のものづくり補助金の申請類型

補助対象要件

ものづくり補助金の基本的な対象要件は(通常枠)以下のとおりです。

次の要件を全て満たす3~5年の事業計画を策定していること。

※通常枠の【基本要件】を基準とし、他の申請類型には追加の要件があります。

ものづくり補助金についての概要、申請内容についての詳細は最新の公募要領をご覧ください。

補助額・補助率

ものづくり補助金の補助額は、最大3,000万円

それぞれ補助上限額は申請類型や枠によって異なります。くわしくは以下の表をご覧ください。

●補助上限額

一般型 [通常枠]  750万円~1,250万円

[回復型賃上げ・雇用拡大枠]  750万円~1,250万円

[デジタル枠]  750万円~1,250万円

[グリーン枠]  1,000万円~2,000万円

グローバル展開型  3,000万円

 ※従業員規模により補助上限の金額が異なります。

●補助率

一般型 [通常枠]  1/2 小規模事業者等  2/3

 [回復型賃上げ・雇用拡大枠]  2/3

 [デジタル枠]  2/3

[グリーン枠]  2/3

グローバル展開型  1/2  小規模事業者等  2/3

ものづくり補助金の申請はいつからいつまで?

  • 公募開始 令和4年2月16日(水) 17時
  • 申請開始日 令和4年3月15日(火) 17時
  • 申請締切  令和4年5月11日(水) 17時

ものづくり補助金の申請についてのご相談やお問い合わせは以下のフォームよりご送信ください!

補助対象経費

ものづくり補助金の補助の対象となる経費は、改新的な製品・サービス開発や、生産性プロセス・サービス提供方法の改善に必要となる設備やシステムの導入に必要となる経費です。

その設備やシステムとは具体的にどんなものを指すのか、くわしくは以下の表をご覧ください。

区分
補助対象経費
機械装置・システム構築費
1.機械・装置、工具・器具の購入、製作、借用に要する経費
2. 専用ソフトウェア・情報システムの購入・構築・借用に要する経費
3.改良・修繕または据付けに要する経費
運搬費
運搬料、宅配・郵送料などに要する経費
技術導入費
知的財産権などの購入に要する経費
知的財産権等関連経費
特許権などの知的財産権等の取得に要留守弁理士の手続代行費用など
外注費
新製品・サービスの開発に必要な加工や統計(デザイン)・検査などの一部を外注(請負、委託等)する場合の経費
専門家経費
本事業遂行のために依頼した専門家に支払われる経費
クラウドサービス利用料
クラウドサービスの利用に関する経費
原材料費
試作品の開発に必要な原材料および副資材の購入に要する経費

1次~9次までの採択結果・採択率は?

まずものづくり補助金の過去すべての採択結果を表にしました。ご覧ください。

締切回
類型
応募件数
採択件数
1次
一般型
2,287件
1,429件
2次
一般型
5,721件
3,267件
3次
一般型
6,923件
2,637件
4次
一般型
10,041
3,132
グローバル展開型
271
46
5次
一般型
5,139
2,291
グローバル展開型
160
46
6次
4,875
2,326
105
グローバル展開型
105
36
7次
一般型
5,414
2,729
グローバル展開型
93
39
8次
一般型
4,584
2,753
グローバル展開型
69
27
9次
一般型
3,552
2,223
グローバル展開型
61
24

1次:採択率 約62%

2次:採択率 約57%

3次:採択率 約38%

4次:
・一般型 採択率 約31%

・グローバル展開型 採択率 約17%

5次:

・一般型 採択率 約45%

・グローバル展開型 採択率 約29%

6次:

・一般型 採択率 約48%

・グローバル展開型 採択率 約34%

7次:

・一般型 採択率 約50%

・グローバル展開型 採択率 約42%

8次:

・一般型 採択率 約60%

・グローバル展開型 採択率 約39%

9次:

・一般型 採択率 約63%

・グローバル展開型 採択率 約39%

まず、ものづくり補助金の初回公募である1次では、採択率約62%という結果から始まりました。

2次、3次と回を増すごとに徐々に採択率が下がってきています。

さらに4次では応募数が10,319件で、1次と比べると、なんと5倍ほどの応募数となりました。

これは、前回の特別枠である”コロナ特別枠”がこの回で終了したことにより、応募が殺到したと考えられます。

一方で、5次までは下がっていた採択率が、5次以降、応募件数は半分ほどに下がり、令和3年度の公募分では採択率も徐々に上がってきています。

そして8次では、1次の採択率と並び、60%を超えました。

2022年3月末に発表された9次の一般型の結果は約63%。これまで最も高かった1次の採択率を超えました。

ものづくり補助金の申請が開始された年には、2次、3次と回を増すごとに倍率があがり、採択率も下がっていきましたが、昨年度2021年では、ものづくり補助金よりも補助額が高額である事業再構築補助金の公募が開始したことも関係し、徐々に応募数も減り、ふたたび採択率が上がってきていますね。

まとめ

ものづくり補助金のこれまでの全体の採択率は、約50%。最新の採択率は、約63%です。

昨年度に引き続き今年度も事業再構築補助金の公募が行われ、その補助額の高さから大変注目を集めています。

ものづくり補助金の申請をご検討中の方は、事業再構築補助金が引き続き注目されている2022年がねらい目かもしれませんね。

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ものづくり補助金は、現在公募中の第10次より申請枠や要件などの内容が大幅に変更されました。

ものづくり補助金の申請を希望しているけれど、「内容がよくわからない」「自社は要件に該当する?」「忙しくて申請準備ができない!」「他に申請できそうな補助金はある?
」などなど……

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