先日12月21日に、補正予算が成立となり、公募の決定がされた事業復活支援金ですが、同日に事業者公募の結果が公表されました。
事業復活支援金の事業者公募の結果、契約が行われたのは「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」に決定とのことです。
このデロイトトーマツコンサルティングアドバイザリー合同会社とはどんな会社なのか、ご紹介していきます。
目次
事業復活支援金とは
新たに事業者公募の結果を発表し、いよいよ申請開始か?と言われている「事業復活支援金」。
事業復活支援金は、新型コロナウイルスの影響を受けた中小企業が、地域・業種を問わず対象で、事業規模によっては最大250万円、さらに個人事業主にも最大50万円が支給されます。
対象は、前年および、2年前の同じ月より30%以上減った中堅・中小・小規模事業者、フリーランス、個人事業者です。
事業復活支援金の事業者公募の結果はデロイトトーマツコンサルティングアドバイザリー合同会社に決定!
中小企業庁は、事業復活支援金事業について競争入札を実施できる可能性があるかどうかの調査を11月19日~24日にかけて行われていました。
12月21日に中小企業庁からの事業者公募の結果が発表されました。
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社1社からしか登録がなかったため、この事業については「競争の余地がない」とされ、「デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社」と随意契約が行われたとのことです。
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社はどんな会社?
デロイト トーマツ グループとは
デロイト トーマツ グループは、日本で最大級のビジネスプロフェッショナルグループのひとつであり、各法人がそれぞれの適用法令に従い、監査・保証業務、リスクアドバイザリー、コンサルティング、ファイナンシャルアドバイザリー、税務、法務等を提供しています。また、国内約30都市以上に1万5千名を超える専門家を擁し、多国籍企業や主要な日本企業をクライアントとしています。
引用:デロイトトーマツグループ公式サイトより
今回の事業者公募の結果で契約が行われたデロイトトーマツコンサルティングアドバイザリー合同会社は、世界最大規模の会計事務所であるデロイト・トウシュ・トーマツの主要メンバー企業です。
経営戦略、M&AやITアドバイサリーなど多岐にわたる専門サービスを提供する世界最大級のグローバル経営コンサルティング会社の1つであり、いわゆる4第会計事務所のなかで、唯一、コンサルティング会社を持つ企業です。
デロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社は、過去に「持続化給付金」や「一時支援金、月次支援金」の事務局も担当しています。
事業復活支援金の対象者
事業復活支援金の対象者は、新型コロナの影響で2021年11月~2022年3月のいずれかの月の売上高が50%以下に落ち込んだ事業者(中堅・中小・小規模事業者、フリーランスを含む個人事業主)です。
事業復活支援金の給付額
給付額は、事業規模に応じてそれぞれ異なり、売上高に応じで3段階に設けられる予定です。
売上高 30~50%減少の上限額は、売上高 50%以上減少の上限額の6割となります。
対象年度の売上が50%以上減少している場合
対象年度の売上が30%以上50%未満減少している場合
※事業規模ごとの上限額は以下の表をご覧ください。
売上高減少率 | 個人 | 法人 | ||
---|---|---|---|---|
年間売上高 1億円以下 | 年間売上高 1億円超-5億円 | 年間売上高 5億円 | ||
▲50%以上 | 50 万円 | 100 万円 | 150 万円 | 250 万円 |
▲30%~50% | 30 万円 | 60 万円 | 90 万円 | 150 万円
|
「事業復活支援金」の申請方法
事業復活支援金は原則として電子申請です。
電子申請に支障がある場合は、申請者の申請サポートが実施されます。
事業復活支援金の申請開始時期はいつ?
補正予算も成立、事業者公募の結果も公開され、申請開始の情報はまだか?と気になるところですが、現段階では公式な発表はされていません。
補正予算成立がされてからすぐに申請開始という予測もされていましたが、さまざまな憶測が飛び交っています。
この中で、数人の衆議院議員が、申請開始時期について明言していましたので、そちらをご紹介します。
衆議院議員 白市よういち氏の12月10に公開されたブログには、年末はむずかしく、来年初になるのでは、という見解が述べられています。
「月次支援金」は10月分までで終わり。11月からは、「事業復活支援金」に衣替えになります。
最終決定は、今国会で予算が可決してになりますが、概要以下の通りです。
そして、申請開始は年末スタートは厳しく、来年初になるのではないか、です。
引用:白市よういち公式ウェブサイト
一方で同じく衆議院議員である末次精一氏が12月21日に公開されたブログには、申請開始はおそらく2022年2月ごろになると記載されています。
次に、気になる告知と受付の時期ですが、おそらく2月くらいになるとのことで、申請のやり方は持続化給付金の時と同じですが、異なるのは、事前に税理士、行政書士、中小企業診断士などの事前チェックが必要になる点です。
給付も持続化給付金の時と同じ、申請から約2週間後になるだろうということでした。
どちらの情報が正しいのか、はたまたどちらも違ってくるのかは確定できませんが、後者の末次氏の情報は12月21日の臨時国会後に公開されたブログですので、「申請開始は2月」が濃厚な情報とも考えられます。
どちらにせよ、まだかまだかと多くの事業者さまが待たれているさなかですので、公式な発表を待つのみですね。
まとめ
補正予算も成立し、事業者公募の結果もデロイトトーマツファイナンシャルアドバイザリー合同会社に決定しました。
いつ申請が開始されてもおかしくない状況ですので、今後も新情報を見逃さず、本コラムにてご紹介していきます。
事業復活支援金のご相談をするには
「事業復活支援金」を受給したい、しかし……
給付金の申請手続きが面倒くさい……
申請手続きのやり方がわからない……
スピーディーに給付金を受給したい……
等と悩まれる方は多いはずです。
そのような方は「株式会社リアリゼイション」にお任せください。
給付金の専門家が申請手続きを徹底的にサポートいたします!