これから起業をしたい、もしくは既に起業しているが創業5年未満
という都内の起業家は多いかと思います。
そんななか、経営をしていくにあたり「人件費」「賃貸料」などの運転資金が重くのしかかり、苦しい状況が続いているというケースはないでしょうか。
「創業助成事業」は、そんな起業家たちのために、必要な経費の一部を最大300万円まで助成します。
かなり有益で、使い勝手の良さそうな助成金ですが、一体どのような起業や経費が使えるのでしょうか。
早速ご確認いただければと思います。
この記事の目次
1.創業助成事業とは
「創業助成事業」とは、公益財団法人東京都中小企業振興公社が行っている助成事業です。
条件としては、一定の要件を満たす都内で創業を予定されている方または創業して5年未満の中小企業者等の方となります。
対応する経費は、従業員人件費、賃借料、広告費等、創業初期に必要な経費の一部となります。
2. 助成対象経費
「創業助成事業」で利用可能な経費は以下のとおりです。
- 賃借料
- 広告費
- 器具備品購入費
- 産業財産権出願
- 導入費
- 専門家指導費
- 従業員人件費
一般的な賃料・広告費・人件費なども経費となる点は魅力的ですね。
(引用:公益財団法人 東京都中小企業振興公社)
3. スケジュール
「創業助成事業」のスケジュールは以下のとおりです。
対象期間
交付決定日から6か月以上2年以下
令和3年度第2回創業助成事業の募集を10月1日より開始します。
申請期間は、いつからいつまで?
いつから? | 令和3年10月1日(金)~ |
---|---|
いつまで | 令和3年10月12日(火)必着 |
4.助成率・助成額
「創業助成事業」の助成率・助成額に関しては以下のとおりです。
助成上限額/下限額
上限額:300万円 / 下限額100万円
助成率
助成対象と認められる経費の2/3以内
5. 申請方法
本助成事業に申請を行うためには、下記公式サイトの「募集要項」をご確認ください。
6. まとめ
今後起業していきたい、もしくは既に起業している方には是非とも取り入れたい「創業助成事業」。
賃借料、広告費、従業員人件費などの経費が最大300万円まで助成され、経費がかさむことで、悩んでいた創業者には、非常に助かります。
またコロナ禍もむかえ創業者には、より厳しい状況であることは間違いありません。
是非ともこの助成金を活用し、企業成長の推進力となればと思います。