女性もしくは若手の男性の中で、新しく店舗を立ち上げたり、改装したりしたいという経営者はいないでしょうか。
コロナ禍の中で、なかなか今はそんな余裕などない……
というのがホンネかもしれません。
今回紹介する「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」はそんな若手経営者を応援する助成事業です。
また、この事業は女性および、若手男性限定で、令和4年3月31日時点で39歳以下の男性が限定となります。そんな都内商店街の活性化を図る「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」について、紹介していきたいと思います。
1. 若手・女性リーダー応援プログラム助成事業とは
若手・女性リーダー応援プログラム助成事業とは、都内商店街で新規事業をするにあたり経費の一部を助成する制度です。
事業対象としては、女性または若手男性となっております。
対象となる経費は「店舗の新装又は改装及び設備導入等に要する経費」「商店街における開業者の育成及び支援」などです。
結果的に、都内商店街の活性化を図ることがねらいです。
2. 主な助成対象経費
主な助成対象経費としては、「店舗の新装」または「改装」および「設備導入」等に要する経費の一部となります。
具体的なものは次にあげるようなものです。
- 助成対象事業として決定を受けた事業を実施するための必要最小限の経費
- 事業所整備費・実務研修受講費
- 助成対象(使途、単価、規模等)の確認が可能であり、かつ、本助成事業に係るも のとして、明確に区分できる経費
- 財産取得となる場合は、所有権が助成事業者に帰属する経費
3. 助成額
助成額および助成限度額は以下のとおりです。
(1)助成限度額
100万円
(2)助成額
助成対象経費の4/5以内(千円未満切り捨て)
(引用:公益財団法人東京都中小企業振興公社)
4. 申請スケジュール
交付決定日から開業日の翌々月末(最長1年間)
※店舗賃借料は交付決定日から2年間 (第1回:令和3年8月1日、第2回:令和4年1月1日)です
【1】申請エントリー
9/15(水)~10/4(月)
【2】申請書類提出
10/5(火)~10/15(金)
【3】一次審査(資格・書類審査)
11月上旬
【4】二次審査(面接審査)
12月上旬
【5】助成対象者決定(交付決定)
令和4年1/1(予定)
5.助成対象事業者
今回の助成金に関しては、対象が決まっております。あらかじめ注意ください。
(1)具体的な条件
- 女性または令和4年3月31日時点で39歳以下の男性であること
- 「創業予定の個人」もしくは「個人事業主」であること
- 申請予定店舗が「都内商店街」であること
- 開業が各回交付決定日以降である
(2)具体的な業種
- 卸売業・小売業
- 不動産業・物品賃貸業
- 学術研究・専門・技術サービス業
- 宿泊業・飲食サービス業
- 生活関連サービス業・娯楽業
- 教育・学習支援業
- 医療・福祉
- サービス業(他に分類されないもの)
6. 申請方法
申請方法は「申請エントリー」が必要です。「申込フォーム」への入力は「ネットクラブ会員サービス」へのご登録が必要です。
詳しい内容は下記公式サイトをご覧ください。
<送付先>
〒101-0022
東京都千代田区神田練塀町3-3 大東ビル4階 (公財)東京都中小企業振興公社 助成課 商店街助成事業担当 宛
新規事業を起こす際に、どうしても経費は発生するものです。
店舗の新装開店および改装となれば、結構な額になってしまいます。
そんな際に利用できる「若手・女性リーダー応援プログラム助成事業」は、都内の女性もしくは若手男性、そして「商店街」いう制約があるものの、商店街の活性化を促すための良い起爆剤となりそうです。
今回の助成金を活用し、躊躇していた自事業への投資が、都内商店街の活性化につながることが狙いとなりそうです。